一人一人が地域を守る力、長野から

各地で消防出初式が挙行されています

令和6年の消防出初式が県内74市町村で挙行されています。(1月実施67、4月実施7)実施市町村では、各消防団が1月1日に発生した能登半島地震も教訓に、災害対応力の向上と地域を守る決意を新たにしました。また、被災地への配慮等で分列行進の取り止めや式典前に黙とうを行うなどの対応をした市町村もありました。

◆茅野市消防出初式 1月7日(日)消防団員、消防署員等529名が参加して市内を分列行進し、茅野市民館で表彰式が行われました。来賓で出席した阿部守一知事は祝辞で、団員の活動に感謝を述べ、激励しました。

祝辞を述べる阿部守一知事
祝辞を述べる阿部守一知事

◆松本市消防出初式 1月5日(金)県下のトップを切って、観閲式と式典が行われました。分列行進には消防団員、消防署員等約600名が参加。千歳橋で観閲式、まつもと市民芸術館で表彰式が挙行されました。

観閲式(松本市千歳橋)
表彰式。県消防協会長表彰を授与する福澤賢治副会長

(まつもと市民芸術館)

◆長野市消防出初式 1月6日(土)約600名の消防団員、消防署員等が、善光寺から長野中央通りを通り、長野市役所まで行進。市役所で市長の観閲を受けた後、長野市芸術館で表彰式等式典が行われました。

分列行進(長野市中央通り)
式典。式辞を述べる松木道夫団長(長野市芸術館)

◆飯田市消防出初式 1月8日(月)飯田文化会館で挙行された出初式には、消防団員、消防署員等約500名が出席。昨年6月の大雨災害を経験している飯田下伊那地域。坂巻剛弘団長は「災害への備えを万全にしたい」と述べました。県からは知事代理として関昇一郎副知事が出席されました。

祝辞を述べる関昇一郎副知事
式辞を述べる坂巻剛弘団長